どうも。自宅警備隊です。
個人間融資が近頃話題になっています。
「時代は変わったなぁ〜」
とか
「ツイッターとかSNSって神!」
という意見を持っている方は多いと思いますが、私の考えは違います。
近年のこの流れは、間違いなく“お金の流れが変わった”からです。
そして一部の若者の間で蔓延しているのが、「セミナー」です。
セミナーと言えば投資だとかねずみ講だとか様々あります。現代の若者は楽してお金を稼ごうと、投資セミナーに参加をする人が多くいるようです。
もちろん怪しいセミナーは昔から多くありました。つまり今の時代になっても変わらないという事ですね。
そしてセミナーに感化されたアホな若者が借金地獄に陥る…という構図です。そしてお金を借りようとして、悪質なソフト闇金や個人間融資に引っかかってしまう…。まさにこれは目に見えない社会問題です。
今回は個人間融資やソフト闇金について語っていきますが、そもそも個人間融資自体もあやしいことは間違いありませんが、それ以上にあやしまれているソフト闇金という存在は一体何なのか。今の現状、どちらを借りるべきか考えてみました。(いやそこで借りるなって話ですが…)
個人間融資に魅力はあるか?
ツイッターなどのSNS個人間融資が流行っている理由の一つに、手軽さがあるからでしょう。
今までの世代の方が知るお金の貸し借りは、消費者金融ですよね。
大手消費者金融はご存知の通りグレーゾン金利の時代を経た後、今は銀行レベルで厳しい審査が行なわれている、ホワイト金融となりました。
消費者金融が銀行に吸収され親会社が銀行になったからです。
さらにその下位層に位置している中小系の消費者金融なども、ブラックは借入れNGを打ち出し正社員や公務員を顧客として安定した収入ができ、借入総額も低めの上客だけを選ぶようになりました。更にはパートやアルバイト、自営業者ですら超厳しい審査を続け、真っ当な企業になろうとしています。
こうなると私たちのような、引きこもり無職ニート系パチンカスブラックは、先ほど言ったアウトサイダー系のソフト闇金を頼らざるを得ないのですが、ソフト闇金の悪行はニュースで十分ご存知の通り良い印象はゼロ。
どう頑張ってもソフト闇金が地位を向上させることはできず、あの手この手を尽くしても利用者が伸び悩んでいるのです。
そこで出てきたのが、近年の個人間融資です。
個人間融資の掲示板で不安なく、個人から適当な金利で審査無しで融資してもらえるということで話題になったのです。
SNSでは、様々な言葉が飛び交っています。
個人間融資の隠語で、借りパコ・パパ活・ママ活・ひととき融資などなど…
面白いですよね。
そこで出てきたのが、個人間融資のソフト闇金です。
ソフト闇金は基本的に闇金企業ですので、全く実態が見えません。
誰が経営しているのか、本当に担当者は鈴木と名乗っているのは実物する鈴木なのか、私たちのお金はどこにどう流れているのか…。
本物の個人融資であれば、別にそういったところを気にせずに融資してもらえるところが魅力的なのでしょうけど。
そんな個人間融資とは、ほとんど出会う事ができなくなったといっても過言ではないです。
出会い系と似ています。
一昔前の出会い系サイトはリアルに出会えていました。
しかし今の出会い系サイトは業者しかいません。
すべて援助交際デリヘルなのです。
個人間融資も一緒。
今は全てソフト闇金なんですよ。
ちょうど良い距離感があれば魅力?
今までは個人間融資に批判的な解説をしていきました。
ここからは方向を変えて、個人間融資の魅力も考えていきましょう。
個人間融資とはいえ、貸してくれるのは個人ということで他人です。
友達でもなければ知り合いでもありませんし、仕事関係の人ではありません。
そこは、最低限のマナーが存在しています。
例えば
「こちらを返済金をお収めください」
と言われた時に
「あいよ!ってかこの連絡だるw こういった儀式無しで行きません!?というか、ため口でよくね?」
という態度のヤツには個人間融資であっても1円も貸してくれません。
とはいえ、企業と個人というような仰々しい関係性ではありませんし、たまには面白いことを言っても相手はそれなりに反応してくれます。
このバランスの良さ、ちょうど良い距離感が多くの人たちの心を掴んでやまないということではないでしょうか。
借りたいけど自分はそういった素質が無い…。こういった人でも、いろいろと相談すれば友達でも何でもない人がそれなりに真剣にその話に耳を傾けてくれるというのは嬉しいですよね。
これも、個人間融資が人気の理由なのではないでしょうか。
不安は不透明過ぎる取引きか?
しかし、個人間融資は不安というか、「デメリット」も少なくありません。
例えば、相手が勝手に契約内容を決めることができるところです。
“え?さすがに、法を守ったレベルで金利も決めてもらって融資してくれるんじゃないの?”
という考え方を持っている人は、ど素人どころかもう一度アウトサイダー業界を学び直すべきでしょう。
そもそも、個人間融資でお金を貸してくれる個人は神様ではありません。
以前、ZOZOの前澤が暴走して夢を叶えたい人に100万円をあげたいというバカな企画をしましたが、あの100万円は融資でも何でも無くあげた…というだけですので返済義務は存在しません。
前澤がいい人かどうかは別の話ですので避けますが、個人間融資で融資してくれる方は前澤のような人ではありません。
自分が儲けるために金が借りたい人を募集しています。
(そもそも個人間融資は闇金ですからね)
金利無し、10万円貸して1年で利息5%、10万円貸すから毎月21000円の返済を5ヶ月くらいとかいいですよなど、こんなしみったれな融資の仕方をするとでも思っているのでしょうか。
全ては商売であり、彼らも儲かるからこそ個人間融資を行なっているのです。
そこを理解しないと、相手との齟齬が生まれて人生は終わってしまうのです。
人間力のない甘ちゃんは騙される
ツイッターで個人間融資をハッシュタグで検索してみてください。
まぁ、いろいろ出てきますよね。
問題は、アダルト無しとか普通の金利でとか、50万円以下は受け付けないとか貸主に注文をつけるやつです。
個人的には、驚きですがこういったバカが金を借りようとしているのですから、貸主も粗悪なヤツがどんどん出てきます。
“あなたの条件でよろしければ○○円融資です”
と伝えながら、結果的に驚きの金利を迫ったり、体の関係を迫ったり、驚くべきあくどい方法を駆使して借主を追いつめます。
そこで、“話が違う”といっても金を借りてしまったら最後、戻ることができない地獄へと落ちていくのです。
個人間融資がいいとか悪いとかそれは人それぞれの意見でしょう。
しかし、お父さんに頼み込むレベルだと思って甘ったれているヤツは地獄へ落ちますし、一度落ちてみてもいいのではないでしょうか。
人間力を持った人になることが、個人間融資で騙されない基本です。
個人間融資。近年のネット社会…恐ろしいですよ、このトレンドは。