個人間融資の成功体験談…。
2ちゃん掲示板などでありがちですが、そんなこと本当にあるのでしょうか?
そもそも、個人間融資を利用する人は人生において失敗中といっても過言ではありません。
成功を語るのではなく、自分の失敗人生を見つめ直すことが必要なのではないでしょうか。
まぁ、そんな説法をここでしても意味がありませんよね。
ここでは、ブラックに読んでほしい個人間融資の真実についてお伝えしたいと思います。
個人間融資の成功例は存在しない
まず、個人間融資の成功例の中でよくあるのが
“闇金にお金をたくさん借りてしまい、とてもではないが返済できる気がしない。そこで、個人間融資で借りた”
というくだりのものです。要するに、闇金に手を出したら驚くべき利息をふっかけられ、それを返済するために個人間融資を利用した…というものです。
そして、成功談の場合は
“個人間融資は最初は怖かったが、それでも相手は普通の人だった。それなりに審査的なことはされたが即日で10万円程度を融資され、助かった”
というものですね。確かに、闇金の取り立てから逃げることができたのですから、ある意味では成功です。しかし、ここで考えてほしいことがあります。
その後が描かれていない
個人間融資の成功体験のほとんどが、借りた後のストーリーが描かれていないことです。
まぁ、こういった個人間融資の成功例は業者がなりすましで書いているので別に求めませんが、リアリティを出すのであれば後日談を出さないと誰も信じることができません。
例えば、個人間融資がなぜ流行っているのかといえば審査がほとんど無いということです。
しかし、相手は個人ですので利息などは自由に決められてしまいます。
お金の貸借りには本来、利息制限法や出資法などさまざまな法律が絡んでくるのですが、そんなことは個人には関係ありません。
とにかく、相手は借主であるこちらの上に立っています。
“約束の期日に約束の金額を支払えないのであれば、あなたの旦那に電話させていただきます”
など脅されたら、普通は困ってしまいますよね。
“弁護士に言えよ”と説教する輩もいるのですが、その弁護士に連絡して動いてくれるまでの時間に旦那にいつ連絡がいくか分かりません。
一旦行ったら最後、家庭崩壊の恐れだってあるわけです。闇金など、まだいい方です。個人間融資は悪魔です。
成功例などはない
から利用しないでほしい個人間融資で借りることができ、幸せになっている人は世の中に存在していません。
それなのに、全く利用者がいなくならないのは何故なのか。
それは、世の中がブラックだらけである上にお金が全てな世界になっているからです。
個人間融資でまでお金を借りなければいけない片というのは相当です。
人生が切羽詰まってしまうほどの借金を抱えているか、身分相応の暮らしができていないかどちらかでしょう。恐らく、ほとんどの方が後者ですね。
そんな見栄を張って身分に合わない生活を続けている方の場合、いつか個人間融資を使わなずとも破綻します。
そういった借主の巣窟に成功も失敗もないのです。あるのは、カオス。貧乏人のカオスなのです。
ブラックは貧乏ではない
個人間融資の成功例の話から逸れますが、そもそもブラックは貧乏人ではありません。
“いや、オレは相当貧乏だ。ほとんど人が経験できている全てを経験できていない”
と思っているでしょう。
しかし、本当は貧乏人などではないのです。まず、ブラックは基本的に働いている方がベースです。
中にはニートになったり、地獄の日々を送っている方もいますが基本的には働いている普通の人たちです。
事実、ちゃんと毎月働いているのであれば貧乏ではありません。日本人のほとんどは貧乏の定義が全く分かっていないのが事実です。
本当の貧乏というのは、暮らすところがなく、餓鬼に成り果てている状態の方を言います。
まず、家賃が高過ぎませんか?そして、人より何かにムダにお金を使っているのではないでしょうか?
家に住んで、カップラーメンでも食べるものがあり、中古の軽自動車や原付、チャリがあったとしたら一切貧乏ではありません。
カンボジアの一部では、恐らく王侯貴族と思われる生活でしょう。
まぁ、人生は相対的なものですのでカンボジアと比べるのは違いますが、そのくらいのレベルと自覚すべきでしょう。
好きなものを食べられない、高い服を買えない、風俗にいけない。別に貧乏ではありません。暮らせていけるということは、ある意味で富豪なのです。
個人間融資などに頼るな!
成功談、失敗談などをチェックして何かの指針にするのを拒むことはしません。
しかし、そんなことを読んで個人間融資を利用しても地獄を繰り返すだけでアナタの人生に何らメリットがやってくることはありません。
本当の貧乏は、貧乏だと思い込んでいる自分自身の心です。
いや…私は今日も明言を吐いてしまいました。
アナタの人生のためにも、この金言を必ず心に刻み込んでいてください。